ハンブルク・どっと・コム

ひょんなことからハンブルクで生活することになったきょろパパ一家。ドイツって日本と似てると思ってたけど、やっぱりそこは「外国」でした。

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アウシュビッツ

きょろパパ一家の期限付きドイツ移住が決まったとき、

尊敬する会社の先輩から

「ドイツに行くならアウシュビッツだけは見ておけ。

人生観が根底から変わるから・・・」

って言われたのをよく覚えている。

別にきょろパパは戦争フリークでも強制収容所マニアでもないけど

20世紀最大の負の遺産「アウシュビッツ」

言われるまでもなく、ここだけはぜひともこの目で見ておかなければ・・

と決めていたのでした・・・。

 

ということで、今回のポーランド旅行のメインは

アウシュビッツ強制収容所見学

物の本によれば、ポーランド国内でアウシュビッツの名を出すと

ポーランド人は機嫌が悪くなる・・・らしい・・・

ポーランドじゃオシフェンチムって言わなくちゃダメらしい・・・ 

ナチスの負の遺産だからねぇ、当たり前って言えば当たり前。

よしわかった。郷に入っては郷に従え!きょろパパも気をつけるぜ!

と思ってクラクフの街に行ったら・・・

アウシュビッツツアー、アウシュビッツ見学、アウシュビッツまでタクシーで・・

おいおい、「アウシュビッツ」が氾濫してるじゃん。

まじかよ・・・全然本と違う・・・ちなみに街道の看板も

アウシュビッツ

アウシュビッツ!!

・・・オシフェンチムなんて全然書いてないのです。

 

アウシュビッツ

ま、呼び方はともかく、とりあえずアウシュビッツに向けて出発!

クラクフから1時間ちょっとかかるらしいからなぁ・・・

途中渋滞に巻き込まれたけど・・

 

アウシュビッツ

大体予定通り1時間半で目的の地に到着!

入口ではいろんな言語のツアーガイドがあるけど

基本的に日本語はなし。

本によれば、事前予約すれば案内してくれる人がいるらしいけど・・・

アウシュビッツ

ま、日本語パンフレット(有料・・5ズロティだったかな・・?)片手に

ゆっくり見学するべじゃねぇかい!

アウシュビッツ

入口には有名な「ARBEIT MACHT FREI(働けば自由に)」の文字が・・・

アウシュビッツ

施設内は色々なエリアに分かれてて・・・

それぞれの建物の中にはたくさんの展示が・・・

 

アウシュビッツ

繊維を作るために死体から刈り取った髪の毛の山・・・

展示室内に入ったとたんにむせるような匂い・・・・

髪の毛から作った織物も展示されてて・・・

アウシュビッツ

虐殺した死体からめぼしいものは何でも取り上げたらしい

金歯、銀歯は当たり前、ブラシやめがねから障害者の義足に至るまで・・

アウシュビッツ

もちろんカバンも取り上げられ・・・

収容者たちは自分の元に返ってくると信じて自分の名前を書いたんだろうけど

もちろんカバンが手元に戻ってくることはなかった・・・

あるカバンには「L・ベルマン ハンブルク」の文字が・・・

アウシュビッツ

寝床は固い床にわらを敷いただけ・・

十分な食事も与えられず何名もの人がここで餓死した・・・

アウシュビッツ

有名な「死の壁」・・・

銃殺はここで行われ・・・

アウシュビッツ

集団絞首刑台には見せしめに何人もの人が吊るされた・・・

アウシュビッツ 

ガス室・・・

シャワーを浴びさせてやると騙されて

実際は水ではなく毒ガス「チクロン」がまかれた

隣の焼却炉では1日に350人の死体を焼いたとか・・

アウシュビッツ

幾重にもめぐらされた高圧線の前にはこんな看板が・・・

「注意!高電圧 生命の危険」・・・

見慣れたドイツ語だけにそら恐ろしさを覚える・・・

 

正直、施設は思ったより小さいけど、

その中身はやはり強烈。人間はどこまで残酷になれるのか・・・

常軌を逸した殺戮が繰り返された場所

そのほとんどの施設が当時のまま残されているだけに・・

他の収容所とは比べ物にならない格段の重さがある・・・

いつもはおふざけモードのきょろパパも

さすがに思わず手を合わせずにはいられない場所・・・

確かにこの目で見届けた。

 

約2時間の見学でアウシュビッツを後にして・・・続いて

そこから3キロ離れた「第二アウシュビッツ」ビルケナウ見学。

アウシュビッツが手狭になったことから

ただ単に「人を殺す」ことを目的として作られた収容所

アウシュビッツ

ここは「死の門」と呼ばれる第二アウシュビッツの正面

収容者は電車に乗せられてこの門をくぐった・・・

そして二度と出てくることはなかった・・・

かの有名な「シンドラーのリスト」にも

日本のドラマ「白い巨塔」にも登場した場所

 

不謹慎だけどきょろパパは「白い巨塔」が大好きなのです。

 ということで、案内は「白い巨塔」バージョンで・・・

アウシュビッツ

まずは「死の門」に登って上から収容所全体を眺める・・・

白い巨塔で、財前教授が「運命の分かれ道」と呼んだ線路

「・・・でも、それはいずれかが天国でいずれかが地獄ではなく・・・」

「いずれも地獄だったというわけか・・・!」

とのせりふのとおり、死の門をくぐった収容者はここでおろされ

労働に耐える者、すぐにガス室送りになる者に分類されたらしい

まさに「いずれも地獄」・・・

アウシュビッツ

死の門から右手を眺めると、そこには広大な土地が・・・これ全部収容所・・

広すぎて、とても端まで見ることができません。

左手も同様・・・広すぎる・・・一体何人を収容するつもりだったのか・・・

これが「人を殺すことだけを目的として・・・」って・・・

現在残ってる施設のほとんどは、

ナチスが撤退するときに証拠隠滅のため破壊していったそうです。

 

アウシュビッツ

その後は線路を歩いて施設内見学・・

運命の分かれ道で財前教授を気取るきょろパパ・・・

不謹慎だけどさ・・・だってやりたかったんだもん・・・

 

こちらはアウシュビッツに比べて展示としては見るものも少ないですが

その広さ、そしてそれがすべて「殺戮」だけのための施設・・

ということを考えると・・やはり人類の残酷さがひしひしと伝わってきます。

 

いや、ずっと行きたかったアウシュビッツ

皆さん言うように決して楽しいところではないけど

でもやはり見ておく価値はある。

いつもはおふざけモードのきょろパパも

この日ばかりは「合掌!」でした。 

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コメント
ここが、アウシュビッツ。
厳しい場所・恐ろしい場所を「アウシュビッツみたいな」と形容することがありますが・・・やはり本物はすごい。写真を通して、真実の重さが伝わってきます。

ところで、ハンブルグの財前教授。
気のせいか2年前より、ちょっと
お腹が出てきたような・・・?

美味しいもん、食べすぎや~!(笑)
2009/04/23(木) 04:46:17 | URL | いの #8WFIowAI[ 編集]
いの様
アウシュビッツは確かに色々考えさせられるところです。まじで自分の目で見れてよかったと思いますよ。財前教授にもなれたし・・・

いやぁ・・・自称財前教授、ドイツに移住直後は4キロほど痩せたんですけどねぇ・・ドイツのお食事がお口にあいませんで・・・。でもね、そのうち色々な食材、特にお刺身とかが手に入る場所を突き止めて、いまや我が家の食事は完全和食!ということで、見事体重は元に戻りました・・・。1年後のメタボ検診が怖い・・・
2009/04/23(木) 15:05:33 | URL | きょろパパ #-[ 編集]
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Author:きょろパパ
ひょんなことからハンブルクで生活することになったきょろパパ一家。愛猫きょろを日本に残し、きょろママ○○歳、長男14歳、長女11歳とともに海外生活初体験。ドイツ語もできずにど~する!!?

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